刺繍作品
額装作品4 (自由作品)
百衣観音
仏画を日本刺繍で表現した繍仏です。百衣観音もお座りになっている岩も、全て地引きの刺繍をした後に切り押さえをかけて、さらに重ね刺繍をするという、手の込んだ刺繍です。
額装は作品に合うように、西陣織りのマットを使い角丸の木製にしました。
剣木瓜
ご自宅の「剣木瓜」の家紋を刺繍した生徒さんの作品です。金糸は白金を選んで優しい印象にしました。
縁起の良い宝尽しの文様を絹地に合わせて青色だけで添えました。全体の調和がとれた美しい家紋の作品になりました。
薔薇
ピンクの濃淡がはっきりとしたグラデーションの薔薇が刺したいという生徒さんのご希望で制作された薔薇の額装作品です。
花は刺し縫いで仕上げました。葉は花を引き立てるために、淡い色調に仕上げました。
花の色がはっきりしていますが、全体から受ける印象はすがすがしい雰囲気になっています。
薔薇と孔雀の羽根
渋い色合いの薔薇を刺し縫いで仕上げました。青系統の孔雀の羽根をバックにして、独特な雰囲気の薔薇を引き立てています。
生徒さんが知人の方に贈るために制作しました。
洋花
大きくてはっきりした色合いの花を刺したいというご希望で制作された生徒さんの作品です。
真っ赤な花を刺し縫いで丁寧に縫いあげており、バックにある菊と桔梗は敢えてシンプルな表現にしています。
知人に差し上げる作品です。
朝顔と桔梗とほおづき(晩夏より)
課題作品「晩夏」の花々を扇状ではなく、額装作品にされたいとの生徒さんのご希望でレイアウトし直した作品です。
生地が銀地の帯で、格子模様が織られています。それを朝顔が巻き付いている垣根と見立ててデザインしてあります。
野菊
白と紫と青の野菊を刺したいという生徒さんのご要望で講師が図案を作成し、生徒さんが制作した作品です。
一つ一つの花や葉を丁寧に刺繍しました。
花籠
竹で編んだ花籠に、四季の花々を活けた図案です。花も様々な技法で細かく刺してあります。籠も竹で編んだように表現し、籠の隙間は菅縫いで丁寧に刺繍しました。
